トランプ相場とFXの泳ぎ方  円安・株高が起きている理由1


開票当日こそ円高になったものの、その後の相場展開は皆さんがご存知の通りの急激なドル高です。

当選が決まってからのトランプ氏が比較的まとも?な発言をしていることへの安心感であるとか、トランプ氏が不動産王と呼ばれるほどの実業家で経済的なセンスに富んでいることがアメリカ経済に良い効果をもたらすのではないかという期待など、さまざまな思惑があります。

このどれもが真実ではあると思いますが、最大の理由は「トランプ=悪」という図式で選挙戦が進んできた中で泡沫候補が本当に当選してしまって大変だ!というパニックが起こしたドル売り相場の反動ではないかと思うのです。

外為相場はそれぞれの通貨を流通している国の経済的なパワーバランスで決まるので、日本とアメリカの経済情勢を考えると100円台半ばというのは妥当なラインと見られていました。それが一気に数円も動いて100円を割り込む勢いだったのですから、後になって「なぜあんなにドル売りになったのか?」と正気に戻った投資家がドルを買い戻したのが昨今の相場ではないかと見ています。