トランプ相場とFXの泳ぎ方 円安・株高が起きている理由2

トランプ相場が始まってからというもの、ドル買いが続いています。100円を割り込むのではという局面もあったドル円は113円台にまで押し戻され、13円も動くという大相場を演じています。これだけ過度に市場が反応するほどトランプ氏のインパクトが強いということだと思います。

さて、トランプ氏は大統領に就任をしたら初日にTPPから離脱すると表明しています。メキシコとの国境に壁を作るという公約とあわせて注目度の高い発言なので、おそらくこれは実行されるでしょう。メキシコとの壁も荒唐無稽だと思われていましたが、現実に話が進んでいるようですし。

TPPはアメリカも言い出しっぺの国なので、言い出しっぺの国が離脱とは何事かというのが、おそらく他のTPP参加国の本音でしょう。アメリカ抜きで発効させるという案もあるようですが、それだと最大の経済規模を持つ国が抜けることになるので、骨抜きになるのは否めないと思います。日本とアメリカが加盟国の中で大半の経済規模を占めるのでこの2か国がどうするのかが重要だっただけに、その片輪であるアメリカが離脱するということは事実上、TPPは無力化されます。

(つづく)